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院長インタビューinterview

母の遺志を受け継ぐために
そして、地域医療へ貢献するために
2019年8月に森本耳鼻咽喉科を開院

どうして医師になろうと思われたのですか?

どうして医師になろうと
思われたのですか?

うちの家族は両親ともに医師で、父は脳神経外科、母が耳鼻咽喉科の医師という環境で育ちましたから、自然と医師を目指していました。
小学校を卒業する頃には「将来、医師になりたい」と言っていたみたいで(笑)、小さい時から医療が身近にあったのは大きかったですね。

耳鼻咽喉科の医師を目指した理由は?

耳鼻咽喉科の医師を
目指した理由は?

母もそうなのですが、母方の祖父も耳鼻咽喉科の医師で、桃谷で開業していたのです。
なので、一応私で3代目ということになります。
医師になった時、何を専門にしようか色々迷ったのですが、結局は祖父と母と同じ耳鼻咽喉科の道を選びました。

森本耳鼻咽喉科を開院する前の経緯は?

森本耳鼻咽喉科を
開院する前の経緯は?

以前、ここは耳鼻咽喉科の医師である母が診療を行っていた場所で、病気のために2006年からずっと休診していたのですが、息子である私が2019年8月より同じ場所で開院することになりました。
母は私が医師になって少したってから亡くなったのですが、その時はまだ耳鼻咽喉科の専門医になったばかりで、最善の治療をするためには「もっと経験が必要」と思って神戸大学医学部附属病院や関連病院などで研鑽を積んだのですが、医師を続けていくうちにだんだんと自分の中で「地域医療に貢献したい」という思いが強まって、母の遺志を継いで当院を開院しました。

よく患者様の話を聞くこと
そして、よく患者様と話をすること

森本耳鼻咽喉科のコンセプトは?

森本耳鼻咽喉科のコンセプトは?

よく患者様の話を聞くこと、そしてよく患者様と話をすることです。
私は勤務医時代、頭頸部腫瘍(首から上、脳以外の部分のがん)を専門としていて、さらにNBIを搭載した内視鏡もあり、見逃しやすいがんの早期発見に力を入れています。
喉のがん(咽頭がん・咽喉がん)は肺がんなどと比べると決して数は多くないのですが、それでも気になる症状があると患者様は不安になるものです。
今は便利な時代でインターネットで色々なことが調べられますが、そこに書かれていた内容にご自身があてはまる場合、「もしかしてがんかもしれない…」と不安になられると思います。
そうした時、がんを専門的に診てきた医師として色々お話し、本当にがんなのか、そして治療は必要なのか、色々とお話しさせていただいて安心に繋げるようにしています。

また当院ではめまいの検査・治療も行っていて、もちろん聴力検査や眼振検査などの基本的な検査をもとに診断するのですが、その時、患者様からよく話を聞くことも大事で、患者様のお話の中に診断の答えや検査・治療のヒントが隠れていることがたくさんあります。
なので、“何事も聞いてみなければわからない”というスタンスで、患者様のお話やお悩みに真摯に耳を傾けるようにしています。

大学病院などの基幹病院での経験は今にどう活かされていますか?

大学病院などの
基幹病院での経験は
今にどう活かされていますか?

大学病院での経験は、今の専門的な知識・技術の蓄積に繋がっています。
先ほどもお話ししましたが、私は勤務医時代、頭頸部腫瘍を専門としていて、今もがんを早期発見するための検査に力を入れています。
最先端と言える場所で経験を積んできていますから、こうした専門性が求められる分野で地域の皆様の力になれると思っています。

大学病院の耳鼻咽喉科は耳、鼻、喉、そしてがんと分かれていて、それらをトータルに診ているのですが、勤務医時代、各分野のエキスパートたちとディスカッションを繰り返してきた経験があり、そうして培った知識・経験も地域医療へ還元していきたいです。

NBI搭載の内視鏡を導入
高性能な検査機器・確かな診断力・
専門的な知識で
がんの早期発見・早期治療に繋げる

内視鏡を導入している耳鼻咽喉科は多いのでしょうか?

NBI搭載内視鏡を導入している
耳鼻咽喉科は多いのでしょうか?

最近増えてきています。
ただ、私はNBI搭載内視鏡が耳鼻咽喉科でも使えるようになった当初から、がんの検査・治療で使ってきており、何千とがんの見極めを行っていて、経験は豊富です。

NBI搭載の内視鏡は診査・診断にどう役立つのですか?

NBI搭載の内視鏡は診査・
診断にどう役立つのですか?

大きな病変であれば、NBIでなくても通常光でわかるのですが、初期の小さな病変や他の粘膜とあまり変化のない異常となると、これは通常光ではわかりません。
NBIはそうした発見しづらい病変もしっかり映し出してくれるので、早期発見が可能になります。
早期発見できれば後遺症なく治療することが可能で、さらに治療後の経過観察でも重篤な事態を避けることができます。

がん治療に対する院長の思いは?

がん治療に対する院長の思いは?

耳鼻咽喉科で診るがんは、肺がんや胃がん、大腸がんと比べて数が多いわけではないのですが、音を聞く、話をする、においを嗅ぐ、食事をするといったようにその方のQOL(生活の質)に直結するものだと言えます。
また機能だけでなく、見た目の問題も起こり得ます。

そうしたがんをお体への負担を抑えて治療するには、やはり早期発見・早期治療が大事です。
例えば早期に喉頭がんや下咽頭がんを見つけることができれば、口からレーザーなどを使って病変のみを切除して、できるだけ声や嚥下機能を残す手術を行うことも可能です。
勤務医時代にそうした手術を多数経験していますので、当院へお越しになる患者様へそのような選択肢もご提案することができます。

患者様の安心が、私たちの喜びです
どんな小さなお悩みでもかまいません
何でも気軽に相談してください

最後に、HPをご覧の方へメッセージをお願いします

最後に、HPをご覧の方へ
メッセージをお願いします

とにかく、“何でも気軽に相談してください”ということをお伝えしたいです。
耳垢だけのことでご来院いただいてもかまいません。
それをきっかけに「そういえば、こんなことがあった」とお話しいただければ、それが病気の早期発見・早期治療に繋がることもあります。

コンセプトの部分でもお話ししましたが、私は患者様の話をよく聞き、患者様とよく話すことを何よりも大切にしています。
色々ご相談いただいて、結果、何も異常がなければそれが一番です。

患者様の安心が、私たちの喜びです。
安心のためにもどんな小さなお悩みでもかまいません、是非、当院へ話してみてください。

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